スピーカーアキュライザーの試聴―世界のホールに飛び込む - 酒仙坊
2023/03/26 (Sun) 05:04:45
東京春の音楽祭が始まり、東京文化会館小ホールでのベルリンフィルのメンバーによるピアノ4重奏とチェロソナタおよび小編成アンサンブルの配信を視聴しました。さらにベルリンフィルディジタルコンサートホールでは、ヘンデルのオラトリオ「時と悟りの勝利」を、STAGE+では、チェコフィルによるドボルザークの8番とラヂオフランス交響楽団とトリフォノフによるベートーヴェンのピアノ協奏曲1番なども聴きました。これらは、動画付きでベルリンやプラハやドルトムントなどのホールでの演奏の雰囲気を満喫でき、これまでの音楽体験の貧困さを身に染みて感じています。
いずれも、これまでの仮想アースに加えて、スピーカーアキュライザーのおかげで、スピーカーが変わったというよりは、あたかも音源自体のクオリティが変わったみたい、配信プラットフォームが変わったみたい、あるいは演奏自体が変わったかのような印象を受けています。
オーディオ仲間に「サントリーホールを我が家」にと、たゆまぬ研鑽を積んで居られる御仁がいらっしゃいましたが、こんなにも楽をして世界のホールの演奏を楽しんでいいのかなとも思っています。