スピーカーアキュライザーの試聴―音源別の再評価(4) - 酒仙坊
2023/06/09 (Fri) 05:19:39
同じ曲、同じ演奏のフォーマット違い、再生ルート違いの再生を試みてみました。試聴対象は、ヒラリー・ハーンとジェフリー・カーン指揮ロスアンゼルス室内管弦楽団によるバッハのヴァイオリン協奏曲1番と2番で、マスターが同じアナログ盤、CD、SpotifyおよびSTAGE+の配信です。
アナログ盤はLP-12、CDはEMT981、SpotifyはPC、STAGE+はPC経由で再生します。
結果、すべてのフォーマット、再生ルートでこれまでにないレベルに到達していました。また、これらの間の音質の格差が縮まっていることが分りました。
以前の印象では、アナログ盤>>CD>>配信の順でしたが、現在では、アナログ盤とCDの差が縮まり、CDと配信の差が縮まり、配信の中でもSTAGE+はCDとあまり差がなく、CDやアナログにない特徴もあります。
このことは、スピーカーアキュライザー、ヴォリュームアキュライザー、バランスアナログアキュライザーが、均等に各フォーマットの底上げに効果を発揮しており、CD再生や配信では、仮想アースとLAN iSilencerやUSBアキュライザーが個別に効果を発揮していることの結果ということです。