時にはこだわりの無さが吉と出るかも?? - Aquirax
2025/07/13 (Sun) 17:55:29
DACと言えばDAコンバーターというのがオーディオの常識ですが、産業用ネットワーク機材の世界だとDirect Attach CableをDACと称します。
このところSFPスロット付きのオーディオ機材が増えてきたので、そこに直挿しして使うDAC・モジュール一体型の銅線ケーブルに注目する人たちも出てきています。
さて、TOP WINGのSilent Fidelity SFPが良い結果を出したので、もう一か所、ルーター側スイッチとPC間の光アイソレーションをどうするか?という問題が出てきました。
懐具合からしてすぐにもう1ペアとはなりませんが、そのままにするのも面白くありません。
何か別の良い手立てはないか?とプアオーディオ魂に火が着きました(^^;;
Silent Fidelity SFPには、SFPモジュールを使った光アイソレーションの負の側面を知らされた、という面もあります。
Silent Fidelity SFPの音の良さの秘密は電力効率の良さと安定性にあるようです。
つまり、産業用光変換SFPモジュールのオーディオ的な欠点の要因が電力効率の悪さ(電力消費の多さ)ということです。
あくまでも光アイソレーションするのにこだわるなら、現時点でのチョイスはSilent Fidelity SFP一択です。
しかし、SFPポートを使った高音質化を別の方向から試みるというのも一興です。
光変換の無いDACケーブルなら、電力消費はSilent Fidelity SFPよりも低く抑えられます。
ならば、高音質化も期待できるのではないでしょうか?
数ある中で良いケーブルを見つけるのが至難の技ですが。
ネットを調べると、すでに同じように考えている人、実際にやってみて光アイソレーションを超える高音質を得られた人が幾人か見つかりました。
Aquiraxにとって決定的だったのは、光ファイバー接続機材でお世話になった根布産業さんが「全ての光ケーブルをDACケーブルに交換したい」というほどの結果が出していたこと。
ipolex製SFPモジュールは根布産業さんのお勧めでしたから、同じDACケーブルを使えば再現性がある、ということ?
使用されたのはFS社製のDACケーブルとのことで、ありがたいことに価格はDACケーブルとしては最安値でした。
さっそく3mものを注文してあります。
SFP+(10G)対応ケーブルということで、Aquiraxの使用機材はすべてSFP(1.25G)対応なので、やっちまったか?!と思いましたが、機材にSFP+とSFPを混在させなければ下位互換でリンクアップするらしいです。