
LAN iPurifier Pro-音楽媒体の市場比率 - 酒仙坊
2025/11/28 (Fri) 05:33:16
2025年上半期の米国ではCDの売上はレコードの半分、物理媒体は売上低迷 でストリーミングが市場の84%を占めるというネット情報がありました。
https://amass.jp/184911/
オーディオ仲間ではアナログが依然として主なソースであり、ネットでCDを購入する御仁もおられます。オーディオの試聴会に行くと、アナログとCDに加えて、NASに保存されたファイル音源の再生も健在ですので、ストリーミングが主流であるという上記の情報に驚かされました。
そこでChatGPTなどを使って、日米欧の音楽媒体の市場比率を調べてみました。
日本では次のような比率です。
2023年
CD 41.3% アナログ 1.9% 配信 31.6%
ファイル音源(DL)3.0%
その他(DVD・SACD・カセット等)22.3%
EU圏では次のような比率です。
2023年(確定)
ストリーミング 約64%
物理媒体(CD/SACD +アナログ)20–23%.
ファイル(DL)数% その他(例:演奏権等)約18.8%
2024年(速報)
ストリーミング 65–70%
物理(CD/SACD +アナログ)やや低下、ヴィニール(LP)は堅調
ファイル(DL)更に縮小(数%未満)
その他(例:演奏権等)演奏権等は別枠、国ごとの差大
米国の比率は次のとおりです。
2024年
ストリーミング(サブスク+広告等合計)約84.2%
アナログ盤 約8.2%。
CD(およびSACD等を含む)約 3.1%。
ダウンロード 約2.1%。年々減少
その他(シンクロ権利・音楽ビデオ・その他物理等)
シンクロ(映画・広告等の同期ロイヤリティ):約2.3%
その他物理媒体(CDシングル・カセット等):約0.1%。
ミュージックビデオ等:約0.05%
地域と年度によって分類が違いますが、日本ではCDが主流であり、配信は増加傾向にはあるものの欧米に比べと低い数値です。本格的な音楽配信は全般にハードルが高く、音質確保にはLANその他ネットワーク機器の対応にディジタル知識が必要ということがあるのかもしれません。
欧米では、アナログは堅調のようですが、日本の場合は愛好者が高齢化しており、中古の流通や手持ちの盤に愛着があるのかもしれません。
日本では、CDやその他が多いのは、アイドルのCD販売やアニソンやゲーム音楽の比率も一定程度あるのかもしれません。
欧米で配信の比率が高いこととLAN iPurifier Pro などのようなLAN関連その他のネットワーク機器の新製品開発が活発なこととは連動しているように思われます。
いずれにしても、上記のトレンドの分析や、この先どのように推移するのか興味あるところです。