
やはりルーターがネットワーク再生の土台でした?? - Aquirax
2025/12/16 (Tue) 21:04:25
TOP WINGのオーディオ用ルーター・DATA ISO BOXを購入しました。
今年5月末の発売以来めっちゃ気になっていた機器で、プアオーディオ的には清水の舞台から飛び降りた気分です。
我が家のルーター機能はNTTのホームゲートウェイが担っており、その下でNECのWi-Fiルーターがブリッジモードで動作しています。
これまでは、このNECルーターの下にすべての機器がつながるようなネットワーク構成で運用していました。
ルーター機能をカットしたWi-Fiのみでの使用、しかも設定で電波種類を限定したり電波強度を弱めたりしていたこともあって、有線LAN接続したPCシステムの音は決して悪くありませんでした。
少なくともホームゲートウェイ直結よりは格段に音が良かったです。
それもあって、我が家ではDATA ISO BOXのありがたみは薄いか?と思われたのですが…
今回は、Wi-Fi接続機器のみNECに受け持たせて、メインPCを含むオーディオ機器はホームゲートウェイの下で二重ルーターとなっているDATA ISO BOXにつながる構成となりました。
タブレット端末についても有線LAN接続としました。
TOP WINGでは専用アクセスポイント・OPT APをセットで販売していますが、音質的にもプアオーディオ的にもルーター単品で行くことにしました。
まずは休眠中だった12V中華リニア電源で音出しをしましたが、やはり電源の影響は大きく、NECで使用していた台湾製ACアダプタと入れ替えて、さらにNECと同等のノイズ対策を施して、ようやくしっくり来る音になりました。
ブリッジモードNECの時と同じ明瞭度を保ちつつ、さらに微細な響きが加わり最低音域まで音程感を持って再生できます。
音が太く深くより自然になった感じで定位や音場にもスケール感が出ました。
それでいて音の出方が軽やかなのもうれしい変化で、この肌合いの良さはこれまで感じたことが無かったものです。
配信音源で一番恩恵を受けたのはYouTubeです。
同じ音源なら、SpotifyロスレスやAmazon Music Unlimitedといった高音質配信との落差を感じずに音楽を楽しめます。
メインシステムでのファイル再生への影響としては、やはり最低音域の音程感をはじめとしてPCシステムでの配信音源再生に通じる質の向上を感じます。
ブリッジモードNECもなかなか頑張っていたと言えますが、DATA ISO BOXがそれをサラッと超えて来たのは明らかです。
Wi-Fiルーターをルーターモードで使う環境なら劇的向上と感じたであろうことは間違いありません。
ネットワーク再生の土台を成す機器として、このDATA ISO BOX、強くお勧めしたいです。