JimmyJazz BBS

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諸手を上げて歓迎しつつもお手上げ状態です?? - Aquirax

2025/06/04 (Wed) 13:39:22

ルーターやWi-Fiアクセスポイントは、ネットワークオーディオでは最も「痒い所」でした。
オーディオ専用品を導入すれば俄然音が良くなると言われれば、入れたくなる人は多いでしょうが、今まで「痒さ」や「手の届かなさ」を感じてこなかった人も多いでしょう。
しかし、考えてみると、LAN内を行き交うデジタルデータにまとわりついている問題の起点はルーターとWi-Fiアクセスポイントだと言っても過言ではありません。

起点にある問題は終点まで引き継がれる、そう判っていても対策の取りようが限られていました。
Aquiraxにしても、HGWとWi-Fiルーターに対してやれたことは、電源の系統を分けることとリニア化、設定で使わない機能の一部を止めたり無駄に強い電波強度を弱めたり、信号系の2箇所にLAN iSilencer、そのくらいです。
元々オーディオ関連以外でつながるデバイスが極めて少ないので、オーディオ専用に別系統を設ける意味は薄いですが、いずれにせよ、ルーター類が不要な交信を常時行って汎用性を保っているという問題は残ります。
不要な機能込みですべてをスムーズに行えるように電源を整える、というのも、何だかなぁという話です。

TOP WINGが先月末にリリースしたDATA ISO BOX(オーディオ用ルーター)とOPT AP(専用Wi-Fiアクセスポイント)はLANの源流にある問題を現実的に極小化する製品です。
使ってみるまでもなく良くなるはずだと考えていましたが、絶賛している人の中には二重ルーター体験者もいて、それでも劇的に良くなるという評価です。
当然だろうと思います。

良い音でネット配信を聴きたい人なら、まずはDATA ISO BOXとOPT APを入れるのが先決で、他のあれやこれやは後からでいいと思います。
LANのファイル再生メインでやっていてもそう思います。
環境を整えるのがLAN再生にとっては最重要、この3年で痛いほど判りました。

そう言いながら、プアオーディオ故にここで8万円近い出費(電源に配慮すると10万円は下らない)は難しいので、ひたすらスルーするしかありません。
今年いっぱいは2台のPC新調の余波が続きますが、その手の経費も一部をプアオーディオ的に使えたので良しとしましょう(^^;;

エレコムのアダプタに品格があるかどうか?はまた別の話です?? - Aquirax

2025/06/03 (Tue) 13:09:53

メインとPCそれぞれのシステムのiPower Elite AC側へのノイズ対策、成功したというのがとりあえずの判断です。

メインシステム(ZEN Stream)の方は、電源の取り方変更に次いで行ったため、それ以前とは再生音が大きく変わりました。
以前はどうしても喧しくなって長く聴くに耐えなかった音源でも、より鮮烈に出てくるのにいつまでも聴いていられる、という方向でのさらなる向上です。
エレコムのアダプタは音のリアリティや空間の広がりに大きく寄与していて、電源の取り方を変えたことで出てきたマイナス面(前の方が供給電流自体はノイズが少なかった)をカバーして、さらに良い方向に進みました。

PCシステム(メディコン兼スイッチ)の方は、目論見通りファイバーケーブルでPCに入る信号の質の充実につながりました。
前までは小型ミキサーにトーンコントロールが無いのが不満でしたが、今は必要性を感じません。
低音域は量感も質感も音程感も不足ありません。
色彩感が豊かなのはUSB-101の手柄ですが、やっとその良さが生きる品質の信号を手に入れることができました。

PCシステムと比べてしまうと、メインシステムのDAC・Gustard X16に対して点が辛くなります。
音楽の楽しさでは負けていませんが、色彩感という点で少し彩度が落ちます。
入力信号の向上とアース・アキュライザーで助けられて、聴きごたえや上品さはありますが、ほんのりとでも色気や潤いが欲しいところです。
それこそ電源の取り方ぐらいしか弄る余地がありませんが、もう一押しできるならやってみたいかも。

しょぼい対策の割には結果が思ったより良いとなると、もっと上を目指せるのでは?という欲が出てきます。
やれることは、AC側にチョークコイル系フィルターを入れる、とかですかね。

ただ、プアオーディオ的正解は、エレコムの3ピン2ピン変換アダプタです。
雷対策にもなります(^^;;
それはともかく…
不要と思っている箇所に入れてみて変化を聴くと、ちょっとしたテストにはなります。
型番はT-H32N、バリスタとコンデンサを内蔵しているようです。

ネットワークオーディオ-配信サイトおよび受信経路の比較 - 酒仙坊

2025/06/03 (Tue) 04:48:20

今回はSTAGE+とSpotifyの配信を対象にPCとSonica DACとfidata HFAS1-S10の受信を比較します。
上記の配信の再生経路を改めて整理しておきます。
STAGE+とSpotifyの配信
PC
ルーター→(OPT ISO BOX)→スイッチングハブ→(OPT ISO BOX)→PC→(USBアキュライザー)→Sonica DAC
Spotifyの配信
Sonica DAC
ルーター→(OPT ISO BOX)→スイッチングハブ→(LAN iSilencer)→Sonica DAC
fidata HFAS1-S10
ルーター→(OPT ISO BOX)→スイッチングハブ→(LAN iSilencer)→fidata HFAS1-S10→(USBアキュライザー)→micro iDSD BL
試聴した音源はSTAGE+とSpotifyからの下記音源です。
ウジェーヌ・イザイ 無伴奏ヴァイオリンソナタ
ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)
STAGE+とSpotifyの配信のそれぞれの再生経路について音質に違いのあることが分りました。配信元の比較では、収録したドイツグラモフォンのSTAGE+に歩があり、Spotifyの配信の比較では、DAC付のストリーマーというシンプルな構成のSonica DACでの受信が、受信経路の長い他の再生経路より若干緻密な表現の点で良さそうです。

ネットワークオーディオ-配信サイトからの受信経路の比較 - 酒仙坊

2025/06/02 (Mon) 04:47:21

OPT ISO BOXは、どの配信においても、大きな効果を認めました。これをうけてマスターが同じと思われる配信音源同士を比較試聴してみました。
まず、ベルリンフィルディジタルコンサートホールの配信を対象にPCとDMR-UBZ1+の受信を比較します。
PCとDMR-UBZ1+の配信の再生経路を改めて整理しておきます。
PC
ルーター→(OPT ISO BOX)→スイッチングハブ→(OPT ISO BOX)→PC→(USBアキュライザー)→Sonica DAC
DMR-UBZ1
ルーター→(OPT ISO BOX)→スイッチングハブ→(OPT ISO BOX)→DMR UBZ1→(ディジタルアキュライザー)→Sonica DAC
試聴した音源は、HIMARIのヴィエニャフスキ のヴァイオリン協奏曲第1番嬰とアンコール曲です。
DMR-UBZ1経由の再生も、PC経由と同様でほとんど区別がつきません。PCとDMR-UBZ1へのLAN入力は、OPT ISO BOXを経由しており、PCからSonica DACへの送り出しはUSBアキュライザー経由のUSB伝送であり、DMR-UBZ1 からSonica DACへの送り出しはディジタルアキュライザー経由のS/PDIF伝送という違いだけのことで、これら伝送経路への対策により音質が似通ってきたといえます。

ローノイズ電源へのノイズ対策です?? - Aquirax

2025/05/31 (Sat) 19:12:33

スイッチング電源はメインシステム側とPCシステム側と1か所ずつ、どちらもiPower Eliteを使っています。
メイン側ではZEN Streamに12Vを、PC側ではWi-Fiルーターからの信号を有線で受けて、メインPCとメイン側メディコン兼スイッチへと光ファイバーケーブルで送り出すメディコン兼スイッチに5Vを給電しています。

今回は気になっているiPower EliteのAC側のノイズ対策をやってみました。
使用したのはエレコムの雷サージ・ノイズ対策付き3ピン2ピン変換アダプタです。
ほらほら、2ピンのコンセントに3ピンプラグを挿したい時に使うアレです、アレ。
いつ何のために買ったのも覚えていませんが(コンセントもタップも全て3ピン仕様なので)、おまじないのようにメイン側のタップに1個、PC側のタップに1個、空コンセントに挿してあったのを、iPower Eliteの電源プラグにあてがってみた、それだけです。
急場しのぎというか、今回も姑息です。

それだけのことが、現時点ではあった方が良いと思える程度にはハッキリと効くから面白いです。
この対策がベストかは微妙ですが、若干ザラっと感じないでもなかった音の感触がスッと収まり、密度や質感が出てきました。
両システムで必須のように感じますが、弊害が全く無いとも限らないので、しばらく聴いていこうと思います。

いずれにせよ、iPower EliteはAC入力側DC出力側共、ノイズ対策が効くのは間違いありません。
それだけ伸びしろが大きいわけですが、見方によってはそれ自体が大きなノイズ源でもあるので、眉に唾して使わないといけない電源です(^^;;
ノイズ対策で導入した機材にノイズ対策しまくるとはこれいかに??
ただし、結果的にリニア電源を凌駕する音にはなっています(あくまでもAquiraxが使っている中華リニア電源との比較ですが)。
ちょっと他のリニア電源もスイッチング電源へ移行させたくなりましたが、リニア電源メインで運用の中での結果なので、そこは慎重に。

メインシステムの尻を叩くときが来ました?? - Aquirax

2025/05/30 (Fri) 21:50:50

注文していたDCケーブル(Free The Tone CP-416DC)が届いたので、PCのUSB拡張ボードに5Vを給電しているリニア電源のおまけケーブルと取り替えました。
音楽機材用の安価なケーブルですが、リニア電源はすべてこのDCケーブルを使用しています。
抜けが良く、外連味のない自然な音が得られ、どこかしら音がこもりがちなおまけケーブルとはかなりの違いがあります。

ここまで来ると、Aquirax的には一応は満足できるレベルになります。
まだまだ奥が深いのが音楽用PCの世界でしょうが、これはお仕事用PCなので、このくらいに止めておくべきでしょう。
ただ、これならメインシステムのDACに直結しても、ZEN Streamを使うのと遜色ない再生ができそうです。
汎用性ではZEN Streamを凌駕するので、将来ストリーミング中心で聴くことにでもなれば、PCを使う選択に現実味が出てきました。

これまでは音質面が気になって、少なくてもメインではストリーマーが必須と考えていましたが、今のPCでもそんなに妥協しないで使えるレベルです。
そうなると、さらに高音質を狙おうという気にもなれます。
「ナンチャッテ音楽PC」でこの音ということは、本気出してやろうものなら…
ついつい欲が頭をもたげますが、元々はPCシステムの音を基準にメインシステムを弄ってきたのですから、このところの逆転現象が正常な関係に戻ったと考えるべきだと思います。

それにしても、今のPCシステムでYouTubeのバックグラウンド再生を聴いているだけでも、BGMという以上に、音楽鑑賞がデスクトップで完結するような感覚があります。
メインシステムの意地にかけて、もう少し頑張ってもらわないと。

切ろうにも切れないものではありますが?? - Aquirax

2025/05/29 (Thu) 19:55:32

メインシステム、PCシステムとそれぞれデジタル系DC電源としては主にリニア電源を使い、一か所ずつスイッチング電源(iPower Elite)を使っています。
メインシステムの2、3箇所がスイッチングという時もありましたが、結局リニアの割合が多い方が良いと判断しました。
スイッチング電源を使いすぎると、力感やスピード感と引き換えに繊細さや自然な抑揚が失われる向きがありました。

メインシステムでは2箇所の電源コンセントから3つに分けて電源を取っていて、それぞれトランスでアイソレーションやノイズカットを行って干渉を減らしています。
今回思い立って、電源の取り方を再考して、ZEN Streamで使っているiPower Eliteへの給電を独立させてみました。
これまで同じタップにSoundgenicやメディコン兼スイッチと一緒につないでいましたが、それらがリニア電源なのでスイッチング電源を混在させているのが気になったからです。

iPower Eliteの出力側には自作の並列コンデンサやチョークコイル(Petit Susie Solid Stateとか)でノイズ対策していて、スイッチング電源っぽさを抑えていますが、入力側からタップへと出ているノイズは無対策です。
それを分離させた状態で音を確認したところ、意外と大きい変化がありました。
低域の量が違うことがすぐにわかります。
これまでもかなり出ていましたが、まだ出るんだ、という感じです。
その分少し質感が甘めですが、この量感は正義です。
あと、音の押し出しが強い割に肌合いが優しくなります。
リニア電源の音がスイッチング電源的勢いでストレートに出てくる感じがします。
リニア電源は特に吟味していないのですが、雑味が減ったのは間違いなく、方向としてはこちらで正解でしょう。

OPT ISO BOXの登場でLAN経路の光アイソレーションが一気に一般化しました。
電源系のアイソレーションは前々から言われていたことですが、この機会に改めて見直すのも面白いと思います。
信号経路のアイソレーションとの関連で、影響がより判りやすくなってきたようです。

ほったらかしててゴメン?? - Aquirax

2025/05/28 (Wed) 18:10:34

PCシステムについては、これまで、PCそのものがボトルネックだと言いながら何もできていませんでした。
PC改変の成り行きで弄ってみて得られた音の収まりの良さは、ある意味、当然だったのかもしれません。
メインシステムでやっていたことがPCシステムでもできるようになった、という感じです。

ネットワーク再生をやってみて気づかされたのは、システムの音は、振動系、信号系、電源系、ネットワーク環境、すべてをひっくるめた上でのバランスが大切で、それらが統合されて決まってくる、ということです。
このところ主に電源系のノイズ対策をやり続けていますが、「ノイズ軽減こそ正義」というよりは、ノイズ源になる諸々を「少しずつ叩きながら高さを調整している」という感覚でやっています。
どこかを強化するとか何かの対策をするとかいう術策そのものより、音の変化を聴きながら、全体のバランスがどうなったのかをイメージしながら、戦略的に進めてきました。
ちょっとした意識の違いなのですが、少しずつ良い結果に結び付いてきて、時として大きく局面が動いたりするので、方向は間違っていないと思っています。

そもそも、ゴリゴリのマッチョな方向に進むのが無理なので、やせ細らないようにバランスよく栄養を投下して、細かい筋肉?にいたるまで有効に働かせるしかありません。
武術の達人みたいな?システムが理想ですが、現実は老人の延命のためのリハビリみたいになっているかもしれません(^^;;

ネットワークオーディオ-STAGE+の配信とCDの比較試聴 - 酒仙坊

2025/05/28 (Wed) 05:11:13

ネットワークに関する種々の対策の効果で配信音源再生のレベルが向上してきましたので、STAGE+の配信とCD再生を同じ曲の4曲ずつ比較試聴を行ってみました。再生ルートは次のとおりです。
STAGE+
ルーター→(OPT ISO BOX・LANアキュライザー)→スイッチングハブ→(OPT ISO BOX・LANアキュライザー)→PC→(USBアキュライザー)→Sonica DAC
CD
fidata HFAS1-UBX→(USBアキュライザー)→fidata HFAS1-S10→(OPT ISO BOX)→Sonica DAC
上記のとおり、それぞれの再生経路にはOPT ISO BOXの他にLANアキュライザーやUSBアキュライザーなどが介在しています。また、HFAS1-UBXのトレイにはCDアンチスタティックを貼っています。
これらの総合効果として、4曲の配信とCDはほとんど区別がつかないくらいのレベルに達しています。
4曲ともディジタルマスターの収録であり、余分なリマスターなどはないこともそういった結果になっているものと思われます。

外道な考えは脳内で止めておくことにします?? - Aquirax

2025/05/27 (Tue) 22:52:25

USBポートに外部電源が使えるおかげで、PCにもオーディオ的な弄り甲斐が出てきてしまいました。

はじめは5Vリニア電源との接続はおとなしく付属のケーブルで賄っていましたが、余っていたPetit Tank Slid Stateを咬ませるために自前のDCケーブルに替えることにしました。
音時にはいまいちですが、適当な長さの物がそれしかありません。

Petit Tank Slid Stateについては思惑通りの効果で、今まで出てこなかった低域の音量と質が出せるようになりました。
こう来るならDCケーブルの方も変えるしかないでしょう。

今回のPCへのノイズ対策は、一つがこの外部電源を使うUSBポート、それとPCIスロットに挿すタイプの電源ノイズフィルター、あとはファン電源用ノイズフィルターです。
ファンは、電源ファンとグラフィックボードファンを除くCPUファンとケースファンの2箇所に対策していますが、これらが意外とよく効いています。
ケースファンからつけたのですが、真の効果が出たのが、それと合わせてCPUファンにつけた時でした。
音のスッキリ感だけでなく、ここに来てようやく音のふくよかさが出てきました。
ファンの悪影響の程度が判るとファンレスのグラボに変えたくなってしまいますが、PCの性能にかかわるので我慢します。

ここで油断すると、ドライブを外部電源駆動にしたくなり、電源も少しノイズがマシなもの(価格はぐんと上がります)にしたくなり、BIOS設定変更したりプロセスカットしたり、中身をケースから出して、CPUファンを撤去してでかいヒートシンクに替えて…といった具合に、あれよあれよという間に道を外してしまいます。

使用機材が安価で怪しげで、いかにも姑息な手段を弄した割には、見た目的には普通のパソコン、その辺りで止めておくのが良くも悪くもAquiraxっぽいのかなと思います。

ネットワークオーディオ-STAGE+の配信とアナログの比較試聴 - 酒仙坊

2025/05/27 (Tue) 04:47:32

ネットワークに関する種々の対策の効果で配信音源再生のレベルが向上してきましたので、同じマスター由来らしいSTAGE+の配信とアナログの比較試聴を行ってみました。
ヒラリー・ハーンのイザイの無伴奏ヴァイオリンソナタとバッハのヴァイオリン協奏曲のドイツグラモフォン盤およびトレヴァー・ピノック指揮イングリッシュコンサートのバッハのチェンバロ協奏曲のARCHIV盤と同じ曲のSTAGE+の配信では、配信もアナログ盤に近接した音質になってきています。
また、オーディオ仲間にお越しいただいた際にMJQ、Bag Meets Wes、Hotel California、トリオロスパンチョスなどの盤を選んでいただき、同じ曲のSpotifyの配信と比較していただきました。この場合でも、Spotifyはアナログに近接していますが、MJQのSpotifyの配信は予想外にクリアーであり、Hotel Californiaは、Spotifyの配信は騒がしさがあるが、アナログにはそれがないなどという感想が寄せられました。Hotel Californiaは、ドイツで製作されたオリジナル盤であり、そういった経歴による要因もあります。
単にアナログ盤対配信というだけでなく、それぞれのマスターからの出自やリマスターなどの履歴もそれぞれの音質に関わってきているようです。

極めて基本的・実質的な製品群だと思います?? - Aquirax

2025/05/26 (Mon) 22:15:08

ネットワーク再生環境の痒い所に手が届く製品を開発してくるTOP WINGが、OPT ISO BOXに次ぐヒットを放ちそうです。
今月末にはオーディオ用ルーターとWi-Fiアクセスポイントが出るとのこと。
いわゆる二重ルーターによってLANに独立したオーディオ専用系統を作る製品です。

Aquirax宅ではLANがほぼオーディオ専用と言っていい状況で、まれに妻のPCがWi-Fiアクセスする程度です。
あえて二重ルーターにするメリットが無いのでやろうとは思いませんでしたが、それでも、この製品なら使ってみたくなります。
オーディオに特化したソフトウェアを持つなら、絶対に音が良くなるはずです。
HGWの下にこのセットを使って、現用Wi-Fiルーターは妻専用で運用…とか、あれこれ思い巡らせてしまいますが、これ以上PCの音を良くしてどうするんだ?という気持ちもあるので、ここは我慢です(^^;;
配信音源をメインに聴く方にこそふさわしい…いや、それならば必須の製品だと思います。

TOP WINGの次の製品はオーディオ専用光SFPモジュールになるはずなので、さすがにこれは導入しようかと考えています。
このタイミングでOPT ISO BOXが要らなかった人向けの製品を出してくるあたり、TOP WINGもなかなかやるもんです。
まず1セットですが、ここはひとつ、メイン側ではなくPC側で使ってみようかと。
でも、それやると、絶対にルーター欲しくなるよな(^^;;

ネットワークオーディオ-PC受信にこだわる理由 - 酒仙坊

2025/05/26 (Mon) 04:42:30

ネットワークオーディオのシステムでは、様々なシステムが存在することは下記で解説されています。
https://www.phileweb.com/review/column/202004/20/1007.html
本解説は5年前の記事であり、その後はストリーマーと称するジャンルが主流になりつつあり、最近のストリーマーの状況は下記サイトに解説があります。
https://arendalsound.com/article/what-is-a-streamer/#:~:text=A%20streamer%20is%20a%20device,devices%2C%20or%20directly%20from%20computers.
https://www.digitaltrends.com/home-theater/what-is-a-network-music-streamer/
これまでの報告をご覧のとおり、本格的なストリーマーの導入に至らず、PCが主な受信ツールであり、副次的に本来はDACであるSonica DACやミュージックサーバーであるfidataやレコーダーであるPANASONICのレコーダーのLAN受信機能を利用していることがお分かりだと思います。
このようになぜ本格的なストリーマー導入に至っていない理由を以下に述べます。
その理由は、市販のストリーマーは対応できる特定の配信サービスとくくりつけになっていることです。
現状では、PCが主な役割を担っていますが、ベルリンフィルディジタルコンサートホール、STAGE+、コンセルトヘボウ、デジタルサントリーホール、東京春祭、NHK+、Spotifyなど多方面の配信に対応できています。これらでは最新のコンテンツまでカバーでき、Spotify以外は映像も見ることができます。
PCの欠点はオーディオ機器ではないので、ノイズ対策など、音質面に配慮されていないことの問題がありましたが、仮想アースやLANアキュライザー、OPT ISO BOXなどで対策を採ることができてきました。
Sonica DACとfidataはSpotify Connectも対応可能ですが、Sonica DACはあくまで一般的なDACとして導入したものであり、fidataはあくまでミュージックサーバーとして導入したものでUSB DACやLAN DACへの送り出しが主たる役割でSpotify Connectでの実質的なストリーマー機能はおまけみたいなものです。
同様にPANASONICのブルーレイレコーダーはあくまでレコーダーとして導入したものであり、ベルリンフィルディジタルコンサートホールの配信への受信対応は後から追加された特殊な事例です。
PCと同様にベルリンフィルディジタルコンサートホールやSTAGE+など幅広く対応できる次世代ストリーマーが現れることを期待しています。

YouTubeやSpotifyが掛け値なしに良い音で聴けるようになりました?? - Aquirax

2025/05/25 (Sun) 22:42:48

さて、新しくなったメインPCの音ですが、たぶん素の状態だと妻用PCにも負けます。
マザボ、CPU、メモリもほぼ同じものですが、描画機能付きCPUではないという違いがあり、大きなノイズ源であるグラフィックボードが載っています。

そこから外部電源入力付きUSB拡張ボードや電源ノイズ対策用ボードを入れて盛っているので、普通に使う分には、今まで作ったPCのどれよりも高音質です。
音数が圧倒的に増え、解像感が上がり、低域も出てきて、音程もわかりやすくなりました。
やっとUSB-101やウェルテンパードスピーカーにふさわしいPCになったのかも??

直接比べてはいませんが、Soundgenicをレンダラーとして使った時のUSB出力の音よりも良いように感じます。
ZEN Streamと比べるとどうでしょう?
以前のファームウェアの頃ならいい勝負だったかも??

もちろんPCシステムの音は、HGWやWi-Fiルーターやメディコン兼スイッチングハブ込み込みの音です。
これまでの電源対策と光アイソレーションの効果がここに来て如実に現れた面も大きいと思います。

興味深かったのは、ノイズ対策ボード類とグラボを差し替えながら、旧メインPCと控えのPC、現用PCとを比べるともなく比べてわかったことです。
順当に主要パーツが新しいほど高音質ですが、最も古いマザーボード、メモリ、CPUでSATA接続SSDの音も聴く分には悪くなかったです。
M.2のSSDだと、ちょうどHDDとSSDの違いのような違いがあって、音が太くて音楽的に落ち着くのは古い方のドライブだったりします。
さすがにHDDは一般PCとしては遅すぎますが、SATAのSSDはまだまだ使えるので、音楽用にしたいなら、あえて選ぶのもありかもしれません。

おまけとしては映像も美しくなりました。
ただし、解像度が低いと粗も目立つので、YouTube等では音だけ聴く方が良い場合が出てきました。

ネットワークオーディオ-LAN接続の音質向上(5) - 酒仙坊

2025/05/25 (Sun) 05:01:06

すでにスイッチングハブとPCの間にOPT ISO BOXを介在させることは配信音源の再生に顕著な効果をもたらしていることは報告済ですが、さらに次のように対象を広げてみます。
スイッチングハブ→Sonica DAC間:Spotify Connectの再生
スイッチングハブ→fidataHFAS1-S10間:Spotify Connectの再生
スイッチングハブ→DMR-UBZ1間:ベルリンフィルディジタルコンサートホールの再生
これらには既にLAN iSilencerが介在していますので、それとの入れかえを行ってみます。
スイッチングハブ→Sonica DAC間のOPT ISO BOの介在でのSpotify Connectの再生は、まるでSpotifyが圧縮音源ではないかのようなリアルさが実現します。
スイッチングハブ→fidataHFAS1-S10間のOPT ISO BOの介在でのSpotify Connectの再生は、響きがより豊かになります。
スイッチングハブ→DMR-UBZ1間のOPT ISO BOの介在でのベルリンフィルディジタルコンサートホールの再生は、ベルリンフィルの大ホールや小ホールのホール内の残響までリアルに再現されます。
以上のようにスイッチングハブから三つの各機器へのLAN接続におけるOPT ISO BOの介在は、スイッチングハブとPCの間へのOPT ISO BOXの介在と同様に顕著な効果を示しました。
これまでの経過から、どのような音源の再生の、どのような再生経路の、どの箇所にOPT ISO BOXを適用すると、どのような効果が得られるかが分ってきたと言えます。


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