JimmyJazz BBS

76835
名前
件名
メッセージ
画像
メールアドレス
URL
編集/削除キー (半角英数字のみで4~8文字)
プレビューする (投稿前に、内容をプレビューして確認できます)

慣れた路上も一瞬先は闇?? - Aquirax

2024/12/21 (Sat) 10:45:27

JJマスターのブログの運転免許講習シリーズも最終回を迎えましたね。
実は、途中から、Aquirax自身の卒業検定を思い出しながら読んでいました。

免許取得は20代半ばでしたが、講習の受講数も多めだったし、仮免検定は2度目の合格でした。
卒検ぐらいは一発クリアしてみせる、との思いを秘めて臨んでいました。

検定の順番はマスターと同じ、3人中2人目。
1番手がつつがなく走り終えての2番手でしたが、どうにか終盤に差しかかった辺り、スピードを上げなければならない旧街道に入っていくと・・・・
そこは、な、なんと、大学陸上部?のマラソンコースに早変わりしているじゃないの!!
さっきまで問題なく入れた左車線を何人もの人が走っているという、まさかの展開が待ち構えていたのです。

聞いてねえよ、と頭の中でぼやきながらも、シレッと空いている右車線に入り、徐行で切り抜けようとするAquirax。
マラソン走者の列は数百メートルで途切れるので、そこまでかと思いつつさらに先を見ると、右車線を1台の対向車が来るのに気づきました。
早めに左車線に入ろうと少し速度を速めていくと、「もうちょっと速度抑えて」との教官の声がけが。

もはやこれまでかと半ばあきらめながらも、ブレーキを踏まれなかったことに望みを託してコースを走り終え、エンジンを切ったところで・・・
「割と上手かった」とのまさかのお褒めの言葉をいただきました。

無事に免許は取得できましたが、その後、延々とペーパー状態で今に至っています。
それだけに昨日のことのように思い出す卒業検定、「最初で最後の運転を褒められた体験」になってしまいましたとさ(^^;;

インフラノイズ製品の回顧 - 酒仙坊

2024/12/15 (Sun) 05:32:28

本年も残り少なくなってきましたので、これまでに取り上げてきたインフラノイズ製品のまとめをしてみます。
何と言っても最大のヒットは、アースアキュライザーで、従来のアースケーブルの概念を変えるくらいのインパクトがありました。フォノイコライザーに使用している既存の仮想アースCrystal Eを始め、他の仮想アースとの接続に適用し、従来のアースケーブルになかったような仮想アースの効果を最大限に発揮させてくれました。
次にインパクトがあったのは、既発売のバランスアナログアキュライザーで、LINN LP-12 のフォノケーブルのバランス化に伴い、ZANDEN Model120のバランス入力に使用しました。また、EMT981のバランスの引き出しにも追加しました。この結果、あらためてバランス化の意義とバランス化の効果を発揮させるバランスアナログアキュライザーの実力を認識しました。
インフラノイズからの感想文の景品提供やブログで公開した情報にもとづき、種々の検討も実施しました。レコードアンチスタティック、CDアンチスタティック、CDクリーナー、アームダンパー、フェルトダンプLAN端子、AVドーナッツなどがそれで、インフラノイズらしい独創的な着想もみられ、中には製品化しても良さそうなものがありました。
顕著な効果のあったのは、レコードアンチスタティックとCDアンチスタティックです。レコードアンチスタティックは3本のアームのカートリッジ近辺に適用し効果を認めました。CDアンチスタティックは、EMT981、SA11-S2、HFAD10-UBXなどのトレイに貼り付け、CD、SACD、DVDなどの再生に顕著な効果を認めました。これまで、除電ブラシ、ターンテーブルシートの上に敷く除電シート、再生前に盤を挟んで除電する製品も使用してきましたが、上記は格段の効果がありました。再生途中に発生する静電気とその揺らぎを抑え込むことで、カートリッジのコイルやフォトダイオードからの微小電流への影響を防止するものと推測しています。
CDクリーナーは、アナログ盤、CD、トーンアーム、カートリッジのシェル、液晶画面など、幅広い応用面がありました。
アームダンパーは、アームの特性にうまくあった素材があれば、低域の安定化に効果があります。
フェルトダンプLAN端子はLANのスイッチングハブに使用し、制振効果を認めました。
AVドーナッツは、内径の制限から使用箇所が限られますが、アースアキュライザーに使用することでアースアキュライザーの効果を増強することが分りました。
インフラノイズ製品ではありませんが、光城精工のCrystal EpY-Gを導入し、スピーカーアキュライザーのバイワイアリング出力側のマイナス端子に接続し、スピーカーアキュライザーの効果を一層増強することが分りました。上述のアースアキュライザーと同様、スピーカーアキュライザーも仮想アースとよく馴染むということです。
以上、すべてにおいて、徒労に帰したことはなく、継続使用して効果を発揮し続けています。
先日は、STAGE+の配信でノートルダム寺院復興特別コンサートを楽しみましたが、さらにクリスマス関連コンサートに効果を発揮することを期待しています。

幾度となく言われてきたシンプルなフレーズを贈りましょう - Aquirax

2024/12/05 (Thu) 21:43:32

早いもので、今年もすでに12月に入り、クリスマスソングが街に流れるシーズンとなりました。
中でもAquiraxの一番のお気に入りクリスマスソングは,その名も「ザ・クリスマス・ソング」。
冒頭の歌詞を取って”Chestnuts Roasting On An Open Fire”とも言われます。

先にヒットしていた「ホワイト・クリスマス」と同様の世界観を持ち、アメリカ北部のアットホームでちょっとノスタルジックなクリスマス風物詩を歌った曲です。
曲調も「ホワイト・クリスマス」と似ていますが、よりスケールの大きな表現を必要とする曲です。
「ホワイト・クリスマス」だったらビング・クロスビー風に歌えそうな気になりますが、ナット・キング・コール風に「ザ・クリスマス・ソング」を歌い上げるのは、ちょっと難しいかな??

いざメインシステムでこの曲を鳴らそうと思うと、定番のナット・キング・コールは無く、シンガーだとヴィック・ダモン、あとはザ・マンハッタン・トランスファーのクリスマスアルバムからティム・ハウザーがリードヴォーカルを取ったものぐらいしか見つかりませんでした。
ダモンは”夜店のCD”2枚組からで、マントラは図書館仕込みですから、買おうとして買ったものとは言い難いです。

そのどこがお気に入りなんだ!と叱られそうですが、この時期になると頭の中でメロディーが聴こえてくるからこその"お気に入り"なのです.

その時にAquiraxがイメージするのは、原曲の歌詞とは違って、夜空が突然輝きに包まれて、天使と天の軍勢が神を賛美する光景です。

天(あめ)には栄え み神にあれや
地(つち)には安き 人にあれや

皆さま、良いクリスマスをお過ごしください!!

新たな自己満足フェーズに入っただけかもしれません?? - Aquirax

2024/11/15 (Fri) 19:52:02

オーディオをやっていて大阪時代と大きく違うのは、他人様のシステムの音を一切聴かなく(聴けなく)なったところです。
Aquiraxが出している音を聴いてもらうこともありません。

もっとアクティヴになれば済むことですが、そろそろコンタクトを、と考えていた矢先に村井裕弥先生が亡くなられ、そうこうするうちに年金暮らしに突入し、散財しようにも原資が尽き、オーディオ販売店等に出向く気も失せました。
ぼっち&引きこもりオーディオになってますが、これこそプアオーディオの完成形態でしょう(^^;;

再生音の客観性が保証される機会がない埋め合わせというか、対策?として、自分が使っている機材のユーザーさんやメーカーさんの発信は努めてチェックするよう心がけています。
システム構成や使用法が似ている発信者をネットで探したりもしますが、共通項があるという程度の人はいても、ピッタリくる人は見つかりません。
そんな中で、安価な(高くて千円単位までの)機材の紹介等があると、自分でも購入して聴いてみて、情報発信者さんの感覚との共通点・相違点を確認したりしています。

こんな状態で一喜一憂するのも愚かしい、と判りつつも、予想外の結果に見舞われるとオタオタしてしまいます。
またそれがシステムを見直す良い契機になったりするので、痛し痒しです。

そんなに間違ってもいないのかな?? - Aquirax

2024/11/14 (Thu) 08:55:41

久しぶりにジョン・シュナイダーとエイミー・シュルマンによる“Just West Coast“を聴きました。
純正律で調律したギターとハープが使われていて、純粋な響きが楽しめるアルバムで、その特徴が以前よりも明らかになって聴こえました。
このところ感じている再生音の響きの良さが正しい方向で生じていたのを確認できて、とてもうれしかったです。

あらゆる音源を聴いてみても、響きはもちろん、音程は全く危なげが無く、音色もかなり良くなっていて、楽器による違いがより明確になり、彩りや明るさの段階も細かく描き分けられています。
ダイナミクスの幅はさらに広がり、一方で小さな音にも力が出て、全体的に聴き易くなりました。

これはどうか?と思って、チャーリー・パーカーの放送録音やプライベート録音を聴いたところ、どれもかなり良い音で楽しめました。
放送録音で状態が良いものなど、スタジオ録音以上に聴き易い音と感じます。
また、これまで録音バランスの酷さが気になって音源が大量にあるにも関わらずほとんど聴かなかったディーン・ベネディッティ・コレクションは、宝物になりました。
ポータブルディスク録音機を用いたオーディエンス録音で、バックのピアノやベースはほぼ聴こえず、ドラムもバスドラばかりドスドス言っているところは同じですが、音自体はそこまで悪くなく、パーカーの演奏のニュアンスを良く捉えた録音なのが判りました。

激変しないこともあります?? - Aquirax

2024/11/08 (Fri) 22:42:58

メインシステムのDACについては、外部電源ではないため、基本的にはそのまま使ってきました。

インフラノイズのアリエナイザーを敷きたいところを、底板にネジの凸凹があるので平らな天板上に置いて重しで押さえています。
本来の効果が出ているとまでは言えません。

電源対策としては、ヒューズをセラミックに交換して、USBダンパーを咬ませて装着しています。
これはかなり効きました。

今回、試しにこの状態のDACにKaNaDe 5Sを使ってみましたが、ほとんど有意な違いが出ません。
屋上屋を架すようなもの、ということでしょうか?

意外な結果でしたが、今後もこれまで通りのセッティングで使えるのはありがたいです。
アンチスタティック・ショックから立ち直るために始めた調整、そろそろ落ち着き所を見出せたかも。

外部電源を味方につけよう?? - Aquirax

2024/11/07 (Thu) 16:51:04

このところ、DC外部電源の振動対策の重要性を思い知らされています。
直近に行ったのは、ONUとWi-Fiルーターのリニア電源にインシュレーター(KaNaDe 5S)をあてがったことで、これでネットワーク機器全ての電源に制振対策を施したことになりました。

結果、他の機器に対する同様の対策と合わせて、メインシステムもPCシステムも再生音が一変し、これまで感じたことのないほどの豊かで身の詰まった、しかも柔軟性のある響きを得ることができました。
まるで、装置を入れ替えた上でこれまでの対策をし直した、みたいな感じで様変わりしています。
新たな対策を足したのではなくて、装置をグレードアップしたような感覚ですが、ただグレードアップしただけではこうはいかない、とも言える結果です。

ACアダプタ付きの機器は、まともな音を出すのにDC外部電源が要るから面倒だ、と考える方は多いと思います。
Aquiraxも当初はそうでしたが、今となってみると、調整の面倒さがむしろ面白く、様々なアプローチを試せて、大いに勉強になりました。
何よりもブレイクスルーを数多く体験できました。
ACアダプタ使用機器を積極的に利用して高音質を実現する戦略、プアオーディオ的にも大いにありです。

静電気と音質-CD再生にレコードアンチスタティック - 酒仙坊

2024/11/01 (Fri) 05:16:36

47研のCDトランスポートModel 4716信楽におけるアンチスタティックの効果を調べてみました。
この4716は、トレイタイプでなく、回転軸にCDをねじ込みしきのプラスチック製のロックナットで固定するようになっており、トレイはありません。
また、CDアンチスタティックも底をついていますので、レコードアンチスタティックを2枚、他から外してきて、筐体天板のレンズの窓の近傍に貼り付けます。なお、レコードアンチスタティックには両面テープを追加して、めくれないようにしておきます。
レコードアンチスタティックの貼り付け前に比べて、貼り付け後は解像度が向上し、それぞれの曲の細かいニュアンスが現れてきて、様変わりします。
以上のように標準的な使用方法からは逸脱していますが、CDトランスポートのCDの光学読み取り近辺に形状は適正かどうか分かりませんが、アンチスタティックが存在することで、効果は間違いなく発現します。

違いが判らないなりに頑張りたいです?? - Aquirax

2024/10/29 (Tue) 07:59:07

今は、より本質的な違いを出せるシステムを目指すべきだと感じています。
録音状態の違いも判るシステムであるべきでしょうが、それよりも演奏の違いが明確に判った方が音楽としての本質を突いている、という観点が重要です。

前者が判れば後者はおのずと判る、と考えられがち・・・特にオーディオマニアほどそう考える傾向が強いようですが、必ずしもそうではない、と思うようになっています。
むしろ、後者の違いがある段階を超えてハッキリしてくると相対的に前者の違いはどうでもよくなる、というのが今の感覚だからです。

それが正解なのかは判りませんが、当面はこちらの感覚を大切にしながらやっていこうと思います。
遅ればせながら・及ばずながらですが、「オーディオに気を配れる音楽マニア」を目指します。

「違いが判らない男」になってるかもしれません?? - Aquirax

2024/10/29 (Tue) 06:35:27

この数週間のネットワーク系電源の調整で機器を入れ替えたほどの音質変化があったので、耳慣らしの意味で、いろいろな音源を聴き直しています。
個々の感想は色々ありますが、総じて音が良く、音楽的に充実しています。
基本、ウハウハです。

・ハイレゾ音源
 意図的に音量を上げてマスタリングしたものが多く、何か騙されている感じがして好きではありませんが・・・
 同時期のマスタリングであれば、CD音質と比べた時のハイレゾ音源の優位さはわかります。
 ただ、こだわって集めたくなるほどでもありません。
 音楽的優劣とまでは感じないからです。

・リマスタリングCD音源
 これも音量を上げているのが多いのはハイレゾ同様です。
 デジタルリミックス・リマスターについては音楽が別物になるので、比較の対象にできません。
 総じてCD初期のデジタルリマスターは素直な音質で信頼できると感じます。
 新しいリマスターにして良かったと思えていた音源でも、ここに来て旧リマスターに対する有意な良さが極めて小さくなっています。
 要は、いずれも良い感じで聴けるということです。

ラウンジ風まったり・ゆったりサウンドとは言えなくなりました?? - Aquirax

2024/10/28 (Mon) 13:26:07

KaNaDeの製品は、複合素材による音響設計が確立している感があり、仮想アースだろうがインシュレーターだろうが、基本的に同じ音質効果を感じます。
インフラノイズ製品の整音とはアプローチが異なり、あのような不思議さはありませんが、良い意味で即物的かつ劇的に音が変わります。
輪郭を強調するようなクセっぽさはなく、万遍なく豊かに響き、ダイナミックレンジが拡がり、小さな音に至るまで芯の強い音になります。
ただし、別種の機器由来の音楽的問題点があれば、別途対策が必要になると思います。
インフラユーザーとしては、効果の相殺が無く、それぞれの効果を存分に味わえて使い易いです。

iPower Eliteにインシュレーター(KaNaDe 5Sを使って、それがかなり効果的だったので、1台につき2個ずつ使っていたものを1個ずつとし、メディコン兼スイッチとSoundgenicのリニア電源にも使ってやることにしました。
心配したほどの不安定さはなく、機器の大きさと重量に対して1個が適切だと感じました。

これで、ONUとWi-Fiルーター以外のネットワーク系機器の電源の脚がKaNaDe 5Sになりました。
音の響きが積極的になって明瞭度も上がり、至近距離で鳴らすPCシステムのデスクトップスピーカーの音以上に解像感が高く聴こえ、メインスピーカーを替えたか?と思うほどです。

スイッチング電源の決定版が欲しいかも?? - Aquirax

2024/10/19 (Sat) 17:24:29

電源、特にスイッチング電源(iPower Elite)に対する対策がまだ有効だと気づいたので、もう一押しすることにしました。
元々コンデンサで電流変動を抑え込んでいたところに、インシュレーター(KaNaDe 5S)がうまい具合に効いてくれて、「それならば」と欲を出しました。

実は、もう一つ、以前から着け外しして様子を見ているものがありました。
チョークコイルを使ったDC電源ノイズフィルターです。
Petit Susieがそれで、コンデンサ・アレイを自作するまではPetit Tankとの組み合わせで使っていました。
要はコモンモードとノーマルモードのチョークコイルにコンデンサを組み合わた製品です。

以前の自作コンデンサ・アレイと交換した段階でチョークコイルが取り外されたことになり、以来、復活させていませんでした。
それは、Petit Susie単体ではあまり効果が出ないという印象があったからでした。
また、iPower Eliteの内部基盤の画像を見ると、一部にPetit Susie同様のチョークコイルや電解コンデンサが組み込まれているようで、屋上屋を重ねる?と考えていたからです。
ところが・・・
今回、出力プラグの先、コンデンサ・アレイの前段に入れたところ、意外にも表現の彫りがより深く感じられ、スケール感も増しました。

iPower EliteはACアダプタとしてはそこそこ高額ですが、明らかに良い方に音がコロコロ変わるとなると、伸びしろがあり過ぎる・・・音質的な詰めが甘いのか?と思ってしまいます。
スイッチング電源としては、同種のライバル製品が見当たらないだけに、ちょっと惜しいです。

静電気と音質-アンチスタティックの原理 - 酒仙坊

2024/10/19 (Sat) 04:44:20

先のJJBBSの投稿で次のように記載しました。
「このことから針とアナログ盤の摩擦や高速回転するCDの空気との摩擦で発生する静電気の発生に関係しているもののようです。
では、そのことがどうして音質に影響するのでしょうか?上記のような静電気による電位は刻々と変化し、カートリッジの発電コイルやフォトダイオードの微小電流周辺の電界強度が変化することが関係するものと考えられます。すなわち帯電を抑制することは、そういった周辺の電界強度の変動を抑制し、細かい音の表現を可能とするものと言えないでしょうか。」
その後もレコードアンチスタティックやCDアンチスタティックの効果を楽しんでいますが、レコード再生の針先の動きを見ていて、少し考えが変わりましたので以下に述べます。
レコードの溝は拡大して見ていますと、左右と上下に彫られているように見られます。従って針先は再生中、常に上下左右に移動し、それにつれてムーヴィングコイルの場合は直結しているコイル自体が動き、ムーヴィングマグネットの場合はカートリッジ本体の動きにつれてコイルも動くと考えられます。
仮に盤の帯電量が変わらず、コイル近辺の電界の電気力線が一定でもコイル自体が動きますので、コイルに余分な電流が流れると考えられます。これが音を濁らせる原因となり得ます。帯電量も刻々と変われば、その変動も加わります。
では、CD再生の場合はどうでしょうか?コイルはありませんが、フォトダイオードで発電された微小な電流がながれるリード線が動いていますので、仮に高速回転している盤の帯電量が変わらず、リード線近辺の電界の電気力線が一定でも、リード線が相対的に動いて電界を横切りますので、同様に電流量に変化が起こるとも考えられます。
以上のように考えれば、レコードアンチスタティックとCDアンチスタティックの目覚ましい効果が理解できるように思います。
レコードアンチスタティックもCDアンチスタティックも、見掛け上、かなりいかがわしいものですが、素人ながら合理的な根拠がありそうな気がしています。

もうしばらく電源で粘ってみます?? - Aquirax

2024/10/18 (Fri) 23:54:35

所謂オーディオ機器ではまだ少ないですが、外部DC電源を使用している機器、Aquiraxのシステムでは、ネットワークオーディオにして以来、順調に増えています。
現在、メインシステムで3台(先日まで4台)、ルーター類を含むPCシステムで6台(常時可動は5台)が外部DC電源です。
持っているのは、中華製リニア電源6台(12V3台、5V3台)、アマチュア無線用リニア電源1台(13.8V2系統)、スイッチング電源が3台iPowerⅡ5V、iPower Elite12Vと5Vです。
これらを適当に組み合わせて、音決めをしています。

今回は、光メディコン兼スイッチを1台取り外した関係で電源も組み替えたので、その結果、音の印象も変わりました。
かなり良い感じに持ってこれましたが、スイッチング電源のクセも感じます。
そこで、iPower Eliteがラックや机に直置きなのに目をつけて、インシュレーターをあてがうことにしました。

使用したのはKaNaDe 5Sで、シリーズの中では最も安価な汎用タイプです。
最初、機器側で試したところ、音が整理され過ぎて、むしろ響きの少ないつまらない音になりました。
外部電源側に使うことで本来の効果が出て、雑味が取れると共に適切な響きが引き出され、癖もなく美しい音になりました。

静電気と音質-HFAD10-UBXによるCDのリッピング - 酒仙坊

2024/10/17 (Thu) 05:03:49

ドライブのHFAD10-UBXとミュージックサーバーのHFAS1-S10によるCDのリッピングは既に実施しており、これまでのPC用ドライブからのリッピングに比べて、読み取り精度の確かさは確認済です。一方、CDアンチスタティックのストリーミング再生における効果はMQA-CDで確認済です。
今回は、HFAD10-UBXからHFAS1-S10へのCDのリッピングにおけるCDアンチスタティックの効果を確認しました。対象のCDは、CDアンチスタティックなしでリッピングした次のようなCDで、いずれも演奏会で生演奏を聴いてきたものです。
音楽の花束
ソフィア・ゾリステン 
ベートーヴェンのチェロソナタ
フランソワ=フレデリック・ギィ(ピアノ)
バッハ Goldberg Variations
ケネス・ワイス(チェンバロ)
これらのリッピング音源の再生は、HFAS1-S10のSSDに収納されており、USBアキュライザー経由でBrooklyn DAC+に送り出されます。
CDアンチスタティックを貼った場合のリッピング音源は、CDアンチスタティックを貼る前のリッピング音源と比べて、いずれも楽器の音の精度が向上し、演奏会の印象に近づけてくれます。
しかしながら、ストリーミング再生に比べて、変化の度合いは若干後退しており、リッピングに使用した、HFAD10-UBXは、オーディオグレードのドライブで、エラー補正が働いており、帯電によるエラーの幾分かはカバーしている可能性もあるものと推察されます。
ちなみにHFAS1-S10のSSDからリッピング音源をPCにコピーして再生してみましたが、HFAS1-S10から直の再生に比べて鮮度感が低下し、CDアンチスタティックありなしのリッピング音源の差も縮まっています。
以上のようにHFAD10-UBXによるCDのリッピングにおけるHFAD10-UBXのトレイへのCDアンチスタティックの適用は、明確な効果を示しましたが、演奏会で聴いてきた曲のCDをテスト用に使用するメリットが活かせたと思っております。


Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.